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知識の評価軸

元気創造ファクトリ会社イノベイションhttp://www.ennovation.co.jp/の山上裕司です。

プロフィールはこちらhttp://www.ennovation.co.jp/modules/tinyd0/index.php?id=1#ryakureki



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おはようございます!今日は、3月18日木曜日です。《VOL.898》

【ビジネス・ファミリー "知識”編】

○ 今日の朝メルは、使えそうなツールネタです。

  例えば、昨今、”力量” とか、”コンピタンス” とかいう
  言葉で、人の知識やスキル、はたまた、考え方や行動、
  ふるまいといったことを、社内で評価することが多いかも
  しれません。
  
  例えば、
  
  □ ○○について、知識がある
  
  というような感じ。
  
  しかし、問題は、何をもって”知っている”という
  ことになるのか、という評価基準です。
  
  ただ、単に、知っている、知っていない、という○×
  というのもあれば、
 
  ということで、3段階、4段階、5段階といったいろんな
  段階で評価することもあるようですが、
  
  最近、出会った評価軸が、とてもわかりやすいので、
  ここで、シェアしたいと思います。
  
  それが、下記の ”知識の成熟度” という評価軸
  
  ---(ここから)---
  
  □ 認識 ー それが何であるか、認識できるレベル
  
  □ 理解 ー その中身がなんであるか、理解しているレベル
  
  □ 適用 ー それを実際に使うことができるレベル
  
  □ 分析 ー 細部に分け構造を理解し、要点を引き出すレベル
  
  □ 統合 ー 物事を大きな一つの絵として、洞察するレベル
  
  □ 判断 ー 根拠のある決定ができるレベル
  
  ---(ここまで)---
  
  すなわち
  
  ”知っている”
  
  という言葉は、これだけの広範囲のレベルのことを一緒くた
  にしている言葉のようです。
  
  ただ、単純に、”そのようなものが、世の中にあるなぁ〜”
  くらいの認識レベルから
  
  ”まぁ、中身は、だいたい解っているけど、つかえない。。。”
  というレベル
  
  さらには、”まぁ、使えるよ”というレベルから、
  分析、統合(洞察)、あるいは根拠ある判断までできる
  
  といった、とても広い範囲の成熟度のことを、私たちはただ単に
  
  ”知っている”、”知識がある”
  
  という言葉で、私たちはくくっているようです。
  
  これでは、社内に、いろんな”すれ違い”をつくって
  しまう可能性が高いかも。
  
  木曜日の朝一番は、わが職場・わが社における、そんな
  人の知識、コンピタンスが、どんな基準で語られているのか
  評価されているのか、さらっと見直してみることも
  良いことかもしれませんね。
  
【今日の目標】

○ 例えば、社内で、
  
  ”君、こんなことも知らないの?”
  
  なんていう言葉が、上司から飛んできたとします。
  
  すると、そこでおきるささやかな悲劇は、上司さんが言っている
  ”知っている”という意味はどのレベルのことを言っている
  のか、おそらく、その上司さんも深く認識をしていない
  ということ。
  
  その結果、部下さんが、”いや、その程度のことは知っている”
  と、認識、あるいは理解レベルのこととして反論をしたと
  しても、
  
  ”いや、君はまだ、わかっていない” と、統合・判断レベルの
  ”知っているレベル”を持ち出してくることもあるかも
  しれません。
  
  すなわち、
  
  □ 社員に求める、知識の成熟度の段階
  
  ということを、ハッキリとさせておいた方が、すれ違い
  がなくなる、ということのようです。
  
  また、求められるレベルは
  
  □ 担当するお仕事によっても、異なる
  
  ということかもしれません。
  
  例えば、当社の技術については、認識と理解レベルは全社員が
  持っていてほしいけど、それ以上のレベルは、部門によって
  異なる
  
  ということも十分にあるようです。
  
  また、

  □ 知識の成熟度は、一足飛びにはいかない

  ということもあるようです。

  たとえば、
  
  ”理解”が十分でない社員さんに、”適用”を無理にやらせても
  やはり、それは失敗してしまう可能性が高い。

  すると、まず、その”理解”レベルを、しっかりと固めて
  いくことにより、”適用”レベルに移れる、というモデルが
  できあがり、
  
  結果、OJT教育などの中身も、上司、部下の間で、
  納得感、妥当感の高いやりとりが、さらにできるように
  繋がっていくかもしれませんね。
  
  今日も一日、わが職場・わが社において、自分が問いかけて
  いるかもしれない”知っている?”という言葉は、どんな
  レベルの”知っている?”なのか、そこにすれ違いが
  起きていないかをふり返り、そこに、わが社ならではの
  知識成熟度の基準と求めるレベルをハッキリさせ、
  教育する側、受ける側ともに、心地よくキャッチボールが
  できる土台をつくることを試みる一日としましょう。
  
【今日のネタもと】

○ 今日のネタもとは、ISO17021-2 (DIS版)付属書 B です。
  国際規格は、やはり、それなりのことが書いてるある
  ようです。

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