検査や管理は、現場に根ざしてこそ機能する
元気創造ファクトリ会社イノベイションhttp://www.ennovation.co.jp/の山上裕司です。
プロフィールはこちらhttp://www.ennovation.co.jp/modules/tinyd0/index.php?id=1#ryakureki
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おはようございます!今日は、3月17日水曜日です。《VOL.897》
【ビジネス・ファミリー "コメント”編】
○ 昨日の朝メルに、コメントを2件いただきましたので、
ご紹介いたします。
まず、読者の I さんからのコメント
---(ここから)---
今日の一言に同感です。
”検査課の強大な会社ほど、品質はよくない”
また検査課を管理部門と読み替えることも出きると思います。
意思決定権を本社管理分門に集中されることで、ある意味の
意思統一が図られて、迅速かつユニバーサルなサービスを
世界展開することが出来るというメリットがありますが、
現地に根ざさない判断がされる危険性も大きくなります。
組織構成と意思決定は、その時々で長所・短所が裏返しの
ように現れてきますが、最近の自動車業界で見ると、
愛知県に主力工場のある会社では、本社集中の弊害が
現れているように感じます。
一方、静岡県に主力工場のある会社では、現地化をより
積極的に行い、また身の丈にあった投資を行なうことで
業績の悪化も最小限に押さえているように思えます。
私の所属する会社も、’検査課の強大化’を志向する傾向に
あり、業績悪化⇒管理強化のスパイラルを進んでいます。
共感を得た今日の一言でしたので、少しコメントさせて
頂きました。
---(ここまで)---
つづいて、読者の Y さんからのコメント
---(ここから)---
いつも新鮮にメルマガを見せて頂いております。
さて、今日のテーマについては、検査部門の体制面から
問題提起されております。
これはこれで、ご指摘にの如く、QCレベルが確立されて
いない組織に見られる状態かと思います。
最近勢いがある国なんかは未だこのレベルかと思います。
しかしながら、本来の検査の役割、機能とは何かという面も
是非取り上げて頂ければ、検査部門の方の参考になろうかと
思います。
検査業務というのは、出来た製品を製品規格に照らし合わせた
結果、どのような品質レベル、工程能力にあるのかという、
プロセス状態を製品を通じて検査し、その情報・データを
上流の製造部門或いは購買先にタイムリーにフィードバック
するという、重要な機能を担っているという事かと思います。
本来、工程で品質を作り込むべきですが、製造ラインでは
直ぐに検査出来ない品質特性、製品形状などを検査部門が
検証する事だと思います。
その結果として製造ロットの合否判定を行っている。
不良品の市場流出を権限で阻止するという事から、ある意味で
組織上は巨大な権限、憎まれ役を経営者が持っている顧客志向
の理念の実現面から担っているとも言えます。
また、自動車等の量産部品では、検査成績、品質管理が良好で
あれば無検査部品としての承認をするという前向きの事も
担っています。
これも考えようによっては、品質保証上から責任重大であり、
凄い権限とも言えますね。データという事実に基づく統計面
からの活動だから可能なのでしょう。
検査は検査として非常に重要な役割があるという事も、
今後解説に加えて頂ければ有り難いと感じました。
---(ここまで)---
Iさん、Yさん、貴重なコメントありがとうございます。
お二人のコメント、書かれている表面的な話題や表現は
異なりますが、
すこし俯瞰してみていると、実は同じことを言って
おられるようです。
それは、
□ 検査、管理は、現場に根ざしてこそ機能する
ということのようです。
すなわち、検査のための検査、管理のための管理ではなく
□ 設計や上流工程を改善するための検査
□ 現場で的確な判断ができるための管理
ということのようです。
現実感あふれるIさん、Yさんのコメントから、それぞれの
職場・会社に置き換え時、どんな姿がそこから見えるか
さらっとふり返ることも良いことかもしれませんね。
【今日の目標】
○ 検査のための検査、管理のための管理
これを、もうすこしかみ砕くと、
□ 結果を修正しようとする検査、管理
なのかもしれません。
すなわち、
”悪い結果になっていないか、へまをしていないか”
という視点で、仕事の結果を監視し、”へま”がみつかったら
それを指摘し、修正を要求するスタイル。
しかし、このスタイルでは、相手の仕事の世界に飛び込んで
いません。”自分は「検査」、「管理」、「マネージャ」
だから”という感じで、ややきつい表現をすれば、
「高見の見物」かもしれません。
しかし、
現場に根ざす検査、管理では、
□ プロセスを改善しようとする検査、管理
と言えるかもしれません。
すなわち、相手(部下)の世界に飛び込み、その相手の成長に
有益となる、あるいは工程の改善ができるために、
検査、管理という手段を通じて、起きている現実、事実から、
相手が受け取れる、咀嚼できる、一貫した矛盾のない
フィードバックを考え、与える
ということのようです。
そして、結果だけを修正しようと躍起になっても、それで
ものごとが良くなることは、あまりないのかもしれませんね。
今日も一日、わが職場・わが社において、”検査”、”管理”とは
どのようなスタンスで行われているのかをさらっとふり返り、
組織全体で見たときに、そもそも目指していることは何かを
大きく俯瞰しなおし、”検査”、”管理”、が本来目指すところを
話し合い、改めて位置づけてみることを試みる
一日としましょう。
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現れているように感じます。
一方、静岡県に主力工場のある会社では、現地化をより
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業績の悪化も最小限に押さえているように思えます。
私の所属する会社も、’検査課の強大化’を志向する傾向に
あり、業績悪化⇒管理強化のスパイラルを進んでいます。
共感を得た今日の一言でしたので、少しコメントさせて
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---(ここまで)---
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問題提起されております。
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しかしながら、本来の検査の役割、機能とは何かという面も
是非取り上げて頂ければ、検査部門の方の参考になろうかと
思います。
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結果、どのような品質レベル、工程能力にあるのかという、
プロセス状態を製品を通じて検査し、その情報・データを
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本来、工程で品質を作り込むべきですが、製造ラインでは
直ぐに検査出来ない品質特性、製品形状などを検査部門が
検証する事だと思います。
その結果として製造ロットの合否判定を行っている。
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組織上は巨大な権限、憎まれ役を経営者が持っている顧客志向
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また、自動車等の量産部品では、検査成績、品質管理が良好で
あれば無検査部品としての承認をするという前向きの事も
担っています。
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異なりますが、
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それは、
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ということのようです。
すなわち、検査のための検査、管理のための管理ではなく
□ 設計や上流工程を改善するための検査
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ということのようです。
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○ 検査のための検査、管理のための管理
これを、もうすこしかみ砕くと、
□ 結果を修正しようとする検査、管理
なのかもしれません。
すなわち、
”悪い結果になっていないか、へまをしていないか”
という視点で、仕事の結果を監視し、”へま”がみつかったら
それを指摘し、修正を要求するスタイル。
しかし、このスタイルでは、相手の仕事の世界に飛び込んで
いません。”自分は「検査」、「管理」、「マネージャ」
だから”という感じで、ややきつい表現をすれば、
「高見の見物」かもしれません。
しかし、
現場に根ざす検査、管理では、
□ プロセスを改善しようとする検査、管理
と言えるかもしれません。
すなわち、相手(部下)の世界に飛び込み、その相手の成長に
有益となる、あるいは工程の改善ができるために、
検査、管理という手段を通じて、起きている現実、事実から、
相手が受け取れる、咀嚼できる、一貫した矛盾のない
フィードバックを考え、与える
ということのようです。
そして、結果だけを修正しようと躍起になっても、それで
ものごとが良くなることは、あまりないのかもしれませんね。
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どのようなスタンスで行われているのかをさらっとふり返り、
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